長い間アイリストとして活躍したいけれど、実際は何歳まで勤務できるのか不安に思っている人もいるでしょう。最近では、結婚や出産のライフイベントの変化を乗り越えたあとに、40代になってから職場に復帰している人もいます。技術を磨き続けられるなら、いつまでも活躍できるので安心してください。
技術を磨き続けられるならいつまでも!
プレイヤーとして最後まで活躍する人だけではなく、店長やエリアマネージャーになる人もいます。
また、独立して自分の店舗を構える人もいます。
店長やエリアマネージャーなど昇進する道もある
アイリストとして勤務する年数が長くなると、そろそろ店長やエリアマネージャーの道も開けてきます。店長候補やエリアマネージャー候補に推薦されたときは、できる限り喜んで引き受けましょう。
家庭の事情などがあれば話は別ですが、少しでも挑戦してみたいという気持ちがあれば、周りのスタッフのサポートを受けながら目指しましょう。
店長やエリアマネージャーになると、プレイヤーとして活躍するだけではなく、店舗の運営や地域の店舗の管理などを任されるようになります。
プレイヤーとして活躍してきた人が、いきなり経営の仕事もするようになるので、最初は戸惑うこともありますが、少しずつ勉強して自分のものにしていきましょう。
また、年齢を重ねると、プレイヤーとして活躍するのが体力的に厳しくなってくるでしょう。そのときに店舗で「管理者」として在籍できる強みを養えるので、おすすめです。
独立して開業する方法もある
個人店を運営したいと考えている人だけではなく、オーナーとしてスタッフを採用して店舗を運営したいと考えている人もいるでしょう。
どちらも独立していることになりますが、オーナーとしてスタッフを採用すると、スタッフの教育や管理などの業務が増えるので、サポートしてくれるスタッフやシステムなどを導入するとよいでしょう。
アイリストとして勤務したあとに、独立して自分の店舗を持ちたいと考えている人もいます。自分のカラーを全面に出して活躍しましょう。
アイリストを辞める人がいるのはなぜ?
ライフイベントが変化すると、アイリストを続けたくても続けられなくなるのでしょう。
しかし、技術職なので出産後に復帰している人も多くいます。
結婚や出産を機に辞めるから
20~30代の女性が多く勤務していますが、結婚や出産などのライフイベントがきっかけで辞める人が多くなっています。
妊娠中は、立ちっぱなしの仕事ではないので働きやすいといわれていますが、前かがみの姿勢で施術する時間が長いので、お腹が圧迫されてしまいます。
出産後は、子どもの急な発熱や学校の行事などで、休みを取得する日が増えることもあり、ライフイベントをきっかけに辞める人が多いのでしょう。
ただし、技術職なので、子どもが大きくなったときに復帰しやすい特徴があります。このため、手に職を付けていると有利に働くでしょう。
年齢とともに体力の限界を感じたため
目の酷使や腱鞘炎などに悩まされる人は少なくありません。年齢が若いうちは頑張って勤務できますが、年齢を重ねると体力的な衰えを自覚するようになり、仕事を継続するのが難しくなります。
しかし、講師や管理職などを目指すことで活躍できるフィールドが広がるので、すぐに退職を検討するのではなく、さまざまな選択肢も視野に入れてみましょう。
アイリストの今後の将来性とは?
美容に関心を持つ男女から求められている職業です。
しかし、流行の影響を受けるので、浮き沈みが激しい業界であることも事実です。ダメージを最小限にするために、ほかのスキルも身に付けましょう。
今後の成長も期待できる業界
美容に関心が高い状態がしばらく続くでしょう。そのため、今後の成長も期待できる業界です。
しかし、流行に影響を受けるのが業界の特徴なので、ナチュラルメイクが流行すると需要が減少してしまう可能性があります。そのため、アイリストとして活躍できるだけではなく、ヘアメイクやネイルなどのスキルを高めておくことも有効でしょう。
マルチで活躍できる人材になれると、流行の影響をあまり受けることなく活躍できます。
男性客へのサービス拡大
都心部の店舗では、男性客もサービスを受けています。目元を変えることで、印象をよくしたいと考えているタレントや経営者から、人気を集めています。スキンケアやネイルケアが男性にも流行しているので、今後は男性客へのサービス拡大が期待できます。
海外でも活躍できる
真面目で丁寧に仕事する日本人の性格を理解している、海外の顧客から人気を集めるでしょう。活躍の場を海外に移して、国内でほかの店舗と競い合うことなく、売上をアップさせたい人におすすめです。海外の顧客ニーズに合ったサービスを提供しましょう。
まとめ
プレイヤーとして長い間勤務するだけではなく、店舗を離れて独立する方法や、店舗やエリアの管理者になる方法もあります。また、アイリストとして技術を確立した後は、今後のことも踏まえてヘアメイクやネイルの技術を磨いておくのもよいでしょう。40歳を過ぎても勤務している人がいるので、年齢制限はありません。年齢を理由に辞める必要が無いので安心してください。
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