アイリストは長時間細かい作業を続けなければいけない仕事です。腰や目を酷使するので、お休みの日にはしっかりとリフレッシュしたいところですよね。アイリストは美容業界の中でも好待遇だといわれています。そこで今回は、アイリスト業界のお休み事情と勤務時間について解説します。モデルスケジュールも紹介するのでぜひ参考にしてください。
アイリストは好待遇?お休みはもらえるのか
「アイリストになりたいけど、お休みはしっかりもらえるの?」ということは誰もが気になるところでしょう。アイリストは指定客が付く接客業のため、自由に休みが取れないイメージがあります。しかし実際は、休みが取りやすい好待遇の職業として今人気の職業です。
パートで働く場合は、自分の生活に合わせて希望通りのシフトが組みやすくなっています。正社員の場合でも、月8日の休みが取れるサロンが増えてきました。月8日というと、一週間に2日程度休めるという計算になりますね。
中には1日の労働時間を長くして、そのぶんお休みを多くとるという働き方をしているアイリストもいます。好みのライフスタイルに合わせて勤務形態を選択できるというところは、プライベートも充実させたい方にとっては魅力ではないでしょうか。
世間が休日となる土日に予約が増えるので、土日勤務は当然のことになりますが、そのかわり平日に休みが取れます。有給休暇制度ももちろんあり、最近では有休が取りやすいサロンも増えてきました。有休と通常休暇をあわせて1週間ほどの長期休暇を取り、旅行や帰省することも可能です。
アイリストの一般的な勤務スケジュール・勤務体系とは
アイリストの勤務体系はさまざまで、サロン勤務・シフト制の遅番・自宅サロンが代表的です。勤務スケジュールは、それぞれの勤務体系により少しずつ変わってくるものの、おおよその流れは同じです。ここでは、一般的なアイリストの1日の流れを紹介します。
9時~出勤
10時に開店するサロンが多いので、だいたい30分前の9時半ごろに出勤します。このときに店内の清掃や道具のセッティング、スタッフによるミーティングを行います。
10時~開店
10時にサロンが開店すると、利用客の受付・カウンセリング・施術を始めます。メニューにもよりますが、1人あたりだいたい1時間~2時間ほどかかります。施術後は、次回以降の施術がスムーズに進められるよう、カルテに必要事項を記入します。
13時~休憩
13時ごろに休憩に入ります。サロンにもよりますが、だいたい45分~1時間ほどの休憩が取れるところが多いようです。ただし、繁忙期になると休憩時間がとりにくくなることもあります。
14時~午後の施術
午後は、午前中と違い利用客が減少する時間帯があります。その時間を利用してダイレクトメールの発送やSNSの更新など、営業活動をするアイリストが多いようです。夕方ごろになると、学校や仕事帰りの利用客が増えて忙しい時間帯となります。
19時~閉店
仕様器具の手入れや店内清掃、翌日の業務内容を確認して終了です。残業はほとんどありません。
サロンによって多少の違いはあるものの、多くのサロンではこのような流れで業務をこなしています。これに加えて、遅番のシフトがあるサロンでは、休憩は学校や仕事帰りの利用客が増える夕方が忙しくなる時間帯になる前に、軽く食事を済ませられるように休憩時間が設けられているサロンが多いです。
自宅サロンの場合、自宅の一室をサロン用に改築して開業しています。出勤するのに時間がかからないため、子どもを幼稚園や学校に送り出してから、すぐに開店準備に取りかかれるのがメリットです。
自宅サロンを経営すると、ライフスタイルに合わせて施術時間を決められるのも大事なポイントです。子どものいる主婦アイリストなら、家族との時間を大切にするために、平日のみ開店するというケースもあります。
オフの日のおすすめの過ごし方
土日勤務が当たり前のアイリストは、基本的に平日がオフになることが多いです。そのため、友達や恋人となかなか会う約束ができないこともあるでしょう。
誰とも予定が合わなければ、つい家でダラダラしているうちに休日が終わってしまったということになるかもしれません。リフレッシュのためにはダラダラする時間も大切ですが、せっかくの休日なので、一人でも充実できる過ごし方をご紹介します。
レジャー施設
平日休みの特権といえば、普段は混雑するレジャー施設が空いているということではないでしょうか。誰にも気兼ねすることなく、ゆっくり羽を伸ばせます。
買い物
日頃のストレス発散方法といえばやはり買い物でしょう。予定の合う友達と行っても楽しいですが、1人でも誰かに気兼ねすることなく自分のペースで買い物を楽しんでいるアイリストが多いようです。
映画
レジャー施設と同じく、平日の空いている時間帯にゆっくり見られるという理由で人気のスポットです。
まとめ
以上、アイリストのお休みと勤務時間についてまとめました。休みが取りづらいという印象を持たれがちなアイリストですが、美容業界の中でも休暇が取りやすくプライベートの時間を大切にする人が多いです。残業がほとんどないのも魅力で、近年では美容師から転職する人がいるほどの人気の職業になっています。
アイリストは、手先の器用さと高い集中力が求められています。長時間集中して、疲れ切った体をリフレッシュさせるためにも充実した休日を過ごすことは何よりも大切です。オンとオフをしっかり切り替えて、また仕事を頑張れる力を蓄えましょう。
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