アイリストの仕事は、女性を魅力的にするためにお手伝いをすることです。目の印象によって、女性の表情はまったく異なって見えます。女性がより美しく、輝いた表情になるために、なくてはならない職業となったアイリストにはどんな魅力ややりがいがあるのでしょうか。アイリストになるのが夢だという方はぜひ最後までご覧ください。
アイリストの仕事は楽しい?やりがいとは
アイリストとして働いている人は、美容に高い関心を持っていて、自分の好きなことを仕事にできるという幸せを感じています。少しくらい大変なことがあっても、はね返して見せるくらいの情熱は持っていることでしょう。それは、仕事へのやりがいにもつながっています。
女性の魅力を引き出している
女性は誰でもきれいになりたいという気持ちを持っています。アイリストは、その「きれいになりたい」という気持ちを自分の技術により、実現できるのです。
施術が終わり、鏡を見られたときのお客さんの驚いたようなうれしいような表情と「ありがとう」という言葉は、アイリストにとって何よりの喜びです。明るい笑顔で帰るお客さんを見送るときに「また頑張ろう」という気持ちが湧いてくるアイリストは、きっと大勢いるはずです。
特別な日の演出を手伝える
いつもはまつエクと縁のない生活をしているという女性も、成人式や結婚式などの大きなイベントの前には、サロンへ出向かれることがあります。これは特別な日くらいは、きれいになりたいという女性の当たり前の気持ちです。お客さんのそんな気持ちにお応えするために、アイリストは大きなやりがいを感じているのです。
特別な日の特別なお客さんを、自分の技術でよりいっそう美しく、魅力的にする、そしてお客さんにとって最高の日を演出するお手伝いができることは、アイリストにとって何よりの喜びとなります。
自分自身も美しくいられる
アイリストは、きれいになるための知識や技術は、日々身に着けていくものであり、それを生かしてきれいでいること自体がアイリストの仕事ともいえます。メイクが好きで、美容にも関心のある人がアイリストを目指すので、毎日の仕事自体が楽しみとなってくるのです。
アイリストの仕事の魅力
お客さんの魅力を引き出し、より美しくしてあげられるという最大のやりがいのほかにも、アイリストには大きな魅力があります。
収入が安定する
スキルが高くて接客技術もあるアイリストの場合、美容師よりも比較的給与が高いといわれています。雇用形態にもよるのですが、歩合制で別に手当てがつく場合もあります。これは、アイリストの数がまだ少なく、人材不足の状態にあることにも要因があります。
一人前になれば、収入が安定し、スキルアップの努力を続けることで、どんどんと給与の上がる可能性があるのです。そして、自信がつけば次の段階へステップアップすることもできます。
独立開業が目指せる
アイリストが一人前になるまでの期間は、美容師に比べると短くて済むといわれます。もちろん技術の高さは必要ですが、サロンである程度のスキルを磨き、顧客が獲得できれば、独立して開業することも夢ではありません。
自分のサロンを持つことは、すべてにおいて責任を持つことであり、大変な面も多いですが、その分やりがいもあります。あなたの夢は独立ですか。それともしっかりとしたサロンで充実した仕事をしながら、収入アップを狙いますか。
未経験でもアイリストになれる?資格が必要?
自分の頑張り次第で夢が叶う可能性が大きいアイリストという仕事ですが、今はまだ何の経験もないという人でもアイリストになれるのでしょうか。答えはイエスです。ただ必要な資格はあります。
アイリストになるには美容師免許が必要
以前は、まつ毛エクステは資格がなくても施術できました。しかし、誰でも施術ができたために、技術不足の施術者が多くあらわれ、目の充血やまぶたの腫れなどのトラブルが続出したのです。
そこで2008年3月7日、厚生労働省から「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」という通達が出されました。この通達により、まつ毛エクステを行うためには美容師の資格が必要になったのです。
美容師免許は、美容師の養成施設や美容学校に2年以上通い、美容師国家試験を通らなければなりません。ただ美容師免許さえとれば、サロンでの勤務は可能です。しかし美容師養成施設では、アイリストに特化した技術を身に着けることができません。アイリストとしての技術を学ぶには、アイリストの専門学校などへ通うことが必要です。
美容師免許以外に必要な資格は?
アイリストとしての技術を学んだあとは、そのスキルを証明するための資格を取得します。主な資格としては、次の2種類があります。
・アイデザイナー技能検定試験
・アイリスト技能検定試験
アイデザイナー技能検定試験は、日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)が主催しているもので、加盟サロンが多い協会なので、資格の認知度も高いといわれています。アイリスト技能検定試験は、日本アイリスト協会(JEA)の主催となっています。
それぞれにランク付けがあるので、サロンへの就職に役立つだけでなく、スキルアップを目指すためのモチベーション維持にもなります。
まとめ
アイリストは、とてもやりがいがあり、魅力的な仕事である反面、肉体的・精神的にも負担がかかることが多くあります。肩こりや眼精疲労は、アイリストの職業病ともいわれるほどです。独立開業をするにしても、ほかの職業と同じように固定客がつくまでは苦労が絶えないものです。
しかし、アイメイクの市場は今後もっと大きく発展するといわれているため、頑張りがいはあります。どんな仕事でも、辛いことや大変なことがあるのは当たり前です。好きなことを仕事にできるよう、この記事を参考にしてみてください。
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