近年では、まつげエクステやカールといったアイケアをする人が増えており、アイリストになりたい方も多くなっているでしょう。いざ履歴書を書こうとすると、どのような志望動機を書いたらよいか分からないですよね。この記事では、アイリストの志望動機の書き方についてまとめています。好印象を与えたい方はぜひ参考にしてくださいね。
まずは自己分析と志望理由を明確にするところから!
履歴書では、自分の魅力をアピールしなければいけません。そのためには、自分のよい部分やアイリストになりたい理由をしっかりと伝える必要があります。ここでは、自己分析の方法と志望理由の書き方についてお伝えします。
自己分析
アイリストに必要なものは「技術力」と「接客力」です。コツコツと積み重ねることや細かい作業が得意であれば「技術力」を伸ばす自信があるとアピールできます。接客が得意なであったり、人に喜んでもらうのが好きだったりする場合は「接客力」に自信があることをアピールできます。
アイリストに必要な力と結び付けながら、自分の強みを履歴書に書いていきましょう。
志望理由
まずはアイリストになりたい理由をきちんと整理することが大切です。未経験の場合は、アイメイクに強い興味や関心があることをしっかりと伝えましょう。今まで美容業界にいた方であれば、目元のメイクに携わりたいことをアピールしましょう。
もしアイリストの経験者である場合は、なぜ新しいサロンに転職したいのかを必ず聞かれます。そのときには、サロンの経営理念や教育方針に惹かれたという話をすることが大切です。ホームページや資料で、サロンの経営理念や方向性についてきちんと理解しておきましょう。
好印象を持ってもらうには?押さえておきたいポイント
あなたの第一印象を決めるのが履歴書です。好印象を持ってもらうには、具体的にどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここでは、押さえておきたいポイントについてご紹介します。
清潔感のある写真
好印象を与えるために、清潔感のある写真を用意しましょう。美容業界なので気合を入れがちですが、個性を出しすぎるのはマナー違反です。社会人として適した服装、メイクを心がけましょう。
服装は、襟付きの白いブラウスに無地のスーツ・ジャケットを着るのがおすすめです。メイクはできるだけ血色がよく見えるようなナチュラルメイクをするとよいでしょう。さらにロングヘアであれば、束ねるなどして髪で顔を隠さないようにすることも重要です。表情は少し口角を上げて、相手に明るい印象を与えましょう。
明確な志望動機を書く
アイリストになりたい方は、複数のサロンに応募する方も多いでしょう。しかし、履歴書の志望動機をすべて同じにしてはいけません。ほかにも使い回せるような志望動機では、あなたが本当にこのサロンに入りたいのか伝わらないためです。
なぜこのサロンに応募したのか分かるように、明確な動機をしっかりと書きましょう。たとえば「サロンの技術が高くて惹かれた」「研修制度がしっかりしているので興味をもった」といった具体的な内容です。具体的な志望動機を書くことで、人事の担当者が「話を聞いてみたい」と心を動かされるでしょう。
ネガティブな表現をしない
前職を辞めるときには「人間関係がつらかった」「仕事が合わなかった」といったさまざまな理由があるでしょう。しかしそういったネガティブな理由は、履歴書に書かないようにしましょう。「新しい職場に挑戦してみたい」「前職の経験を活かしたい」といったポジティブな表現をして、好印象を与えるように心がけましょう。
書き方に迷った人は志望動機の例文をチェック!
履歴書は自己アピールをするものなので、オリジナルの内容でなければいけません。しかし初めて書くときは、どのように書けばよいのか悩んでしまいますよね。ここでは、志望動機の例文を2つご紹介します。
新卒の場合
まずは学校を卒業後、新卒で入社を希望する方に向けた例文をご紹介します。
「私は美容学校に入学したときから、将来はアイリストになりたいと考えていました。理由としては私自身も目元にコンプレックスがあり、サロンで初めて施術してもらったとき、こんなに印象が変わるのかと感動したからです。美容学校でカールやデザインを勉強していくうちに、同じようなコンプレックスを持つお客さんに素敵なアイメイクをして自信をもってもらいたいと強く思うようになり、アイリストを志望しました」
ほかのサロンから転職する場合
アイリストの経験があり、ほかのサロンから転職したい方に向けた例文をご紹介します。
「私が貴社を志望した理由は“お客さんのことを第一に考える”という経営理念に魅力を感じたからです。前職では顧客数を増やすことを優先して考えなければならず、お客さんの希望に沿った施術ができているのかと感じていました。貴社はお客さん一人ひとりに時間をかけた施術を推奨しており、薬剤も体に優しいものを使用していることからとても魅力を感じました。貴社であれば前職で培った技術力を活かしながら、お客さんの魅力を最大限に引き出す施術を提案できると考えて志望しました。」
美容師から転身する場合
アイリストを目指す人の中には、美容師から転身する場合もあります。こちらでは、美容師から転職したい方に向けた例文を紹介します。
「美容学校を卒業したあとは、美容室でアシスタントとして勤務していました。 開店前や終了開に行う練習は大変でしたが、仕事にやりがいを感じておりました。しかし、薬剤での手荒れがひどくなってしまい、病院の判断で美容師の仕事が続けるのが難しくなりました。諦めたくない気持ちもありましたが、美容室の退職を決意しました。 これまでの経験と資格を活かしつつ、接客の仕事をしたいと思い、アイリストの仕事を志望しております。 アイリストは未経験になりますが、貴社の整った研修カリキュラムや、お客様の目元ケアや安全さを第一優先にする方針に魅力を感じ、今回応募させて頂きました。これまでも幅広い年齢層のお客様に接客を行ってきました。これらの経験は貴社でも活かしていきたいと思います。 また、前職の3年間は皆勤賞で表彰されたこともあり、体力には自信があるのも強みです。しっかりと技術を身に付け、スタッフ様はじめ、お客様からも信頼されるアイリストになりたいと思っています。」
まとめ
この記事では、アイリストの志望動機の書き方についてまとめました。履歴書を書くには、まずは自己分析と志望理由を明確にすることが必要です。
あなたのアイリストになりたい理由をしっかりと自分の言葉で表現して書きましょう。その際はなるべくポジティブな表現を使って、好印象を与えることが重要です。さらに清潔感のある写真を貼って、明るい印象を与えましょう。自分の理想のサロンに勤めて、理想のアイリストを目指しましょう。
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